▽ 2003/4/1 (火) 19:23:22 ▽ Holmes |
61.194.219.18 / Mozilla/4.0 (compatible; MSIE 6.0; Windows NT 5.1; .NET CLR 1.0.3705) |
| ▼ yukiさん
> 添付ファイル容量は500MB
うーん、それは大変ですね!
過去に巨大ファイル添付の件で言及した Holmes です。
しかし、これはあまりにも巨大すぎるとわたしからも申し上げます。
> Becky て大容量添付ファイル制限有るんですかね
Becky の制限ではなく、まず搭載メモリ容量の不足ですね。
マシンの搭載メモリは、何 MB でしょうか?
500MB のファイルを添付するには、およそ 2GB の物理メモリ+2GB の仮想メモリ設定と、
それ以上の HD の空き容量が必要であると評価します。
わたしの環境で実験(送信箱に保存のみ、未送信)したところ;
(Mobile-Pentium 4, DDR RAM768MB +仮想メモリ 1024MB, HD 40GB, C:空き 8GB 以上,
Windows XP Pro SP1, Becky 2.05.10、起動時のコミットチャージ 210MB)
・211MB のファイルの添付(送信箱に保存、未送信)に成功しました。
その時のコミットチャージ瞬間最大値は 790MB であり、搭載メモリが若干不足し、
仮想スワップが少し発生していますが、なんとかぎりぎり成功しています。
・280MB のファイルでは、「メモリ不足です」と B2 からエラーメッセージが表示されます。
その時の瞬間コミットチャージは 980MB に達し、明らかににメモリ不足です。
・351MB のファイルでは、エラーメッセージすら出なく、中断して転けています。
これもやはり明らかにメモリ不足です。
#「タスクマネージャーのパフォーマンス」でメモリ利用状況をご確認ください。
#わたしはおよそ十分なメモリを搭載していると自負していましたが、
この実験によって、メモリ不足エラーを初めて経験しました。
実験から察するにアバウトに表現すれば、添付ファイルの約3倍+OSが
まともに動くだけの合計搭載メモリが潤沢に必要です。
また、受信する側も、それ相応の搭載メモリが潤沢に必要です。
Windows 98 ならば搭載メモリ上限が 512MB なので、全く無理ですね。
Windows XP ならばメモリの理論上限が 2GB なので、ぎりぎり可能かも知れませんが、
2GB の物理メモリを搭載している or 搭載できるマシンはレアものです。
たとえメモリを増設しても、実際に 500MB の添付ファイル実験してみなければ、
可能かどうか分かりません。
回避策としては、
1:ファイルを分割して、小出しにメールに添付して少しずつ送る。
2:FTP や HTTP でサーバにアップロード、ダウンロードする。
3:CD-R に焼いて DHL(国際特急郵便)やUPS(国際クロネコ宅急便)で送り、
空港の税関に直接受け取りに行く。
等の工夫を提案します。
わたしはケースに応じて上記いずれも採用しています。
しかし、100MB を超えるファイルは丁重にお断りした上で、
全て CD-R で済ましています。
現実的にできることとできないことを理解することと、
相手を説得することは、ビジネスにおいてとても大切です。
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